こんにちは。
今日は「ナシ婚」の増加について話したいんですが、みなさんは「ナシ婚」ってご存知でしょうか?少しばかり意味不明な言葉ですよね。
最近になって増加している結婚・入籍の時に結婚式をしない人達のことを指しているんです。増加といいますが、実際どの程度かというと、再婚や授かり婚が理由だったりもして、その割合は実に半分だそうです!
結婚式を敬遠する若者世代
ベルファインにも新規相談の来館でのお話しを聞くと、式場選びも去ることながら、結婚式をするかしないか?の選択も多いように見受けられます。一番はお金がかかる!という理由が大きいようですが、お金がない(それもありますが。)からではなく、結婚式に大金を使うことへの抵抗感があるようです。
「なんとなく周りがやってるから自分たちも」とか、「親のために?」などの理由で結婚式の検討を始めますが、こんなに掛かるなら、やはり手持ちのお金は結婚式ではなく今後の生活のために使いた
い。住宅やお子さんに使った方が・・・
という人が増えているんですね。
『ぐるなびウェディング』の資料の抜粋ですが、結婚式をしたくない理由として
<男性の回答>
めんどくさいし恥ずかしいので。
大きな式や披露宴はお金がかかるし、来てくれる人も祝儀など負担をかけるから
準備が大変で気疲れするから。妻もほぼ同じ意見だったから。
経済的負担を軽くしたかった。
そのお金を旅行等に使いたかった。
<女性の回答>
形にとらわれるのはいやだったから。
派手にしたくないし、お金もかかるから。
お互い再婚だったので。
上司や同僚で誰を呼ぶか(呼ばないか)の線引きをするのがイヤだった
お金がかかるから。その分、家具や他の購入に持っていきたかったので。
結婚式等にあまり憧れがなく、面倒としか感じなかったから。自分が主役の会よりも、人の挙式や披露宴に参加する方が好きだから。
それまで結婚式にあこがれたりすることが全くなかったので。
色々、忙しく準備が大変・・・。
結婚式ってお金も掛かるし準備も大変そうって理由が大半のようですね。主役になることへの抵抗も多いのかな?
もう一つの資料は、結婚式をしたくなかったけど実際は行った理由というもので
両親の為、妻の為、妻の両親の為。
けじめだから。親への感謝だから。
やはり、人生の区切りとして。
近親者同士の顔合わせの機会くらいは必要と考えたため。
両親や親せきに見せてあげたかった。
身内の食事会くらいはしたほうがいいといわれて。
主人の同僚たちがパーティを計画立ててくれたから。
一生の記念だからと親族に強くすすめられた。
結婚相手や家族・親族のためにという理由が多いですね。周りの後押しで仕方なく行ったような感じですが、この資料には続きがあって、実際に行ってみたら、やって良かったという声は実に85%に達するそうです!
なんとなくこの調査資料でも感じているんですが、残念ですね。どうして結婚式をするのか?これから結婚式を控えるカップルや既に入籍して結婚式をしなかった人たちにはもう一回考えて欲しいです。
どうして結婚式をするの?
そう幸せになるためにです。幸せな生活を始めるために多くのゲストに祝福してもらい自分たちを知ってもらい、今までの出会いやお付き合いに感謝を伝え、これからの人生のお付き合いを新たにはじめるためです。だから結婚式は自分たち2人のために行うんです。
人と人の関係って、今までもこれからもずっと大切で大事なものだから、結婚式という形式を、一つの風習なんかに考えないで欲しい。だから式のやり方は自由でいいと思うし、披露宴も正しいものなんてないと思う。
ただ、それは2人の記憶や絆となって残るもので、いつでも手に入るものでもないから、タイミングは今!
と、私は考えています。結婚式に携わる者として、その2人には幸せになって欲しいし、後悔して欲しくないですから^^
次回に話しますが、結婚式をしなかった人たちの資料もあったので、また考察したいと思います。